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「着るセメダイン」、メガネ職人とのコラボなどあらたな切り口を提示~第2回ウェアラブルEXPO レポート~

text by : 編集部
photo   : 編集部

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1月13日から15日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「第2回 ウェアラブルEXPO」。IoTやAR/VRなどの先端技術ともリンクし、デバイスから材料まで多様なブースが出展され、3日間で83,557人を集める盛況となった。

astavisionでは接着剤やシルクといった素材の活用や、メガネの生産で知られる福井県鯖江市の取り組みに注目、その模様をレポートする。


 

■「着るセメダイン」

セメダイン株式会社は低温硬化形の導電性ペースト『セメダインSX-ECAシリーズ』を用いてテキスタイルへ直接回路形成し、多数のLEDチップを実装したプロトタイプを出展した。

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■フレキシブルシルク電極

東北大学発ベンチャーのエーアイシルク株式会社は、シルクを原料とした電極、「フレキシブルシルク電極」を出展した。脳など生体内における計測でも炎症発生のリスクが低く、加工が容易で低コストで大量生産が可能という。ヘルスケアから自動車、宇宙まで幅広い分野への応用を見据えている。

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脳波測定機能付きウェアラブルアイウエアー

メガネの生産で知られる福井県鯖江市に工房を構える株式会社博眼は、小型の脳波測定器を取り付けたアイウェアグラスを開発した。アプリケーション部分はシリコンバレーに拠点を置くNeuroSky社が開発しており、伝統的な地場産業と先端技術とのコラボが実現する形となった。

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■顔認識による個人特定を防止する「プライバシーバイザー」(Privacy Visor)

同じく鯖江市の金型成型メーカー、株式会社前澤金型は、SNSの普及と顔認識技術の進展に伴い、意図せず映り込んでしまった自分の写真がSNS経由で不特定多数に共有され、そこから個人特定されることを防止するアイウェアを開発した。この『Privcy Visor』は鯖江市が運営するクラウドファンディングサイト『FAAVO さばえ』において2週間で目標資金を調達し、3Dプリンタを活用して製造された。プライバシーに関して意識の高い芸能人に試用してもらうなど、ユニークなマーケティングも行われている。

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来年のウェアラブルEXPOは2017年1月18日から20日まで同会場で開催される。

astavisionでは今後「ウェアラブルデバイス/ユビキタス機器」「脳波応用機器」「フレキシブルデバイス・有機エレクトロニクス」などの成長市場コンテンツを順次公開予定。

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