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AGC旭硝子主催『GLASS INNOVATION CHALLENGE』イベントレポート

text by : 編集部
photo   : 編集部

AGC旭硝子主催の新商品開発プロジェクト『GLASS INNOVATION CHALLENGE』。オープンイノベーションプラットフォーム『Wemake(ウィーメイク)』を活用したこのプロジェクトの最終報告会が2月28日、東京・京橋のAGC Studioにて開催され、一次審査を通過した参加者によるプレゼンテーションと受賞テーマの表彰式が行われました。

その模様をレポートします。


 

今回の募集内容は「ガラスを活用したBtoBもしくはBtoBtoCの製品やサービス」というもので、ガラスを使う必然性や新規性、多くの人に使われそうかどうかという点を中心に評価が行われました。

最優秀賞は工業デザイナーの江藤太郎氏による「IoTを取り込んだ多機能ガラスブロックAGM(AGC Glass Module)」が受賞しました。

 

 

これは多機能ガラスをモジュール化するというコンセプトで、積み木感覚で組み合わせ個別に制御することで、多様なデザイン・様々な機能を付与することができるというもの。IoTを取り入れることで、さらに先進的な展開も可能。

 

受賞した江藤氏は「私の考えていたアイデアが現実になりそうだなと思いました」とコメント

 

優秀賞はマーケティングプランナーの藤原真紀氏による「お掃除楽ちん!これはお風呂の壁全面をカラーガラス+タッチパネルにして、凸凹や継ぎ目がない風呂壁とすることで掃除しやすいお風呂場を実現するというもの。ガラストップ風呂壁」が受賞。

 

 

これはお風呂の壁全面をカラーガラス+タッチパネルにして、凸凹や継ぎ目がない風呂壁とすることで掃除しやすいお風呂場を実現するというもの。

 

「一次審査を通過してから2ヵ月間、大変なこともありましたがチームメイトのおかげでここまで来ることができました」とコメントする藤原氏

 

特別賞は2名が受賞。リモートでのプレゼン参加となったプロダクトデザイナーの鈴木晴也氏による「空間や素材に溶け込む見えないガラス照明」では、架空のレストラン「BAR & DINING 旭」を題材にし、見えないガラス照明が生み出す新しい空間価値が提案されました。

 

 

リモート参加となった鈴木氏は「私も実際もっと素材に触れてみたいというのが正直な感想でしたが、手伝っていただいた社員の皆様には御礼を申し上げたいと思います」とコメント

 

同時受賞はプロダクトデザイナーの徳田周太氏による「Window-oh! GLASS」で、風穴の開いたガラスを使用することにより固定窓の室内でも風を取り入れられるようにし、オフィス空間の閉塞感を断ち切るというもの。

 

 

 

チームメンバーの松永氏と共に登壇した徳田氏(写真中央)は「建築家の方と組んで進めてきましたが、プロダクトデザイナーとは違う視点からアイデアを出していただいて勉強になることが多く、実りある経験ができました」とコメント

 

最後に代表取締役 専務執行役員 CTO 技術本部長平井良典氏が「オープンイノベーションの取り組みも色々と変わってきて、BtoBの会社であってもBtoBtoCの考え方を持たなくてはならなくなってきています。銀座の街を歩いていると、ガラスはたくさんあるのに皆ガラスではなくガラスの向こうを見ています。それが残念でなりませんでした。機能とデザインがどのように加わると面白くなるのかというのが我々の目指しているところで、これからも素材とそれにプラスした新しいソリューションを提供していきたいと思っています」と述べ、会を締めくくりました。

 

本プログラムの高いアクティビティに対する期待と今後の抱負を語る平井CTO/技術本部長

 

本プロジェクトの受賞テーマは、2018年上期より試作・事業化の検討が開始される予定です。

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