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CCS(二酸化炭素の回収・貯蔵)市場で特許出願件数の多い大学・研究機関トップ5

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astavisionの提唱する180の「成長市場」のうち、「CCS(二酸化炭素の回収・貯蔵)」市場における各大学・研究機関の特許出願件数(2005~2014年)を調べてみた。その結果をランキング形式でご紹介する。

 

「CCS(二酸化炭素の回収・貯蔵)」市場について

CCS(Carbon dioxide Capture and Storage:二酸化炭素回収・貯蔵技術)とは、大規模なCO2発生源から排出されるガス中のCO2を分離・回収し、それを地中もしくは海洋の深部に貯留・隔離することにより、大気中にCO2が放出されるのを抑制する技術である。省エネルギー、再生可能エネルギー等、CO2の排出が極めて低いエネルギーの導入や、低炭素含有燃料への転換などによる温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)の排出量削減などと共に、地球温暖化の緩和策として大きな期待が寄せられている。

ランキング詳細

1位は地球環境産業技術研究機構(RITE)。「ガス中の二酸化炭素を効率的に回収する方法」など48件を出願している。

2位の産総研は「バイオマス分解方法及び分解装置」など33件、3位の東京大学は「地中貯留二酸化炭素のメタン変換回収システム及び地中貯留二酸化炭素のメタン変換回収方法」など14件を出願している。

4位の京都大学は「金属錯体、並びにそれからなる吸蔵材及び分離材」など10件、5位の早稲田大学は「二酸化炭素分離装置」など6件を出願している。

astavision「CCS(二酸化炭素の回収・貯蔵)」市場ページでは、この市場に参入している企業、2025年のグローバル市場規模、この市場で活躍できる職種などを紹介している。

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