astavisionが提唱する180の「成長市場」。
今回は、「燃料電池」市場に特化した転職サイト「燃料電池転職ナビ」に寄せられたアンケート回答の中から興味深いものをピックアップしてみた。
―この分野で注目の技術を持っている企業はどこだと思いますか?
東芝。家庭用PEFC(固体高分子形燃料電池)だけでなく、業務用・産業用のSOEC(固体酸化物形水電解セル)、SOFC(固体酸化物型燃料電池)についても開発中であり、多様なFC(燃料電池)技術を多様なサイズおよびアプリケーションで保持している。
―この分野で注目のベンチャー企業はどこだと思いますか?
SFC ENERGY (ドイツ)。ニッチな市場にも関わらず、着々と売上と利益を成長させている。
―この分野に参入している企業のうち、採用を開始したら転職を検討したい企業はどこですか?
世界最大の産業用SOFCメーカであり、世界屈指の技術者たちが働いているため、自分が大きく成長できそうだから。
中型、大型のSOFCは家庭用よりも市場メリット、事業採算性が高いと思われるため。
―この分野にまだ参入していないが、転職を検討してもよい大企業はどこですか?
Google
Apple
従来とは異なるFCのアプリケーションを発想できそうだから。
―この分野であなたがすごいと思う技術者・研究者は誰ですか?
Craig Jacobson
使い捨てタイプの途上国用電源としての燃料電池という、誰も考えつかなかった燃料電池のアプリケーションに挑戦しているから。
astavisionでは、今後「水素吸蔵材料」「エナジーハーベスティング・環境発電」などの市場コンテンツを順次公開する予定。