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「音声認識・音声合成・ボーカロイド」市場で特許出願件数の多い大学・研究機関トップ5

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astavisionの提唱する180の「成長市場」のうち、「音声認識・音声合成・ボーカロイド」市場における各大学・研究機関の特許出願件数(2005~2014年)を調べてみた。その結果をランキング形式でご紹介する。

 

「音声認識・音声合成・ボーカロイド」市場について

米国Apple社が2011年、iPhone向け知能型音声認識サービスSiriを市場に試験投入して以来、世界トップクラスのIT関連企業による音声認識技術と人工知能の開発競争が始まった。コミュニケーションロボットやゲーム、ネットワークサービスなどさまざまな場面で、音声認識・音声合成技術は基幹技術となっている。さらに近年、人の音声を基に歌声を合成するボーカロイド(vocaloid)技術が、初音ミクに代表されるバーチャルアイドルというコンテンツの潮流を生み出すまでに成長。2011年にはGoogle社のCMに採用され、2014年にはLadyGagaコンサートで初音ミクの3DホログラムによるARライブがオープニングを飾るなど、世界中から注目されている。

ランキング詳細

1位はATR(株式会社国際電気通信基礎技術研究所)。「音声認識・音声合成・ボーカロイド」市場で特許出願している技術には、「外乱成分抑圧装置、コンピュータプログラム、及び音声認識システム」など113件がある。

2位のNICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)は「空間-時間パターンを同時に学習し認識するためのシステム」など71件。3位の産業技術総合研究所は「混合音信号中の混合比率推定方法及びシステム並びに音素認識方法」など70件。4位のNAIST(奈良先端科学技術大学院大学)は「テキストデータ分割装置、テキストデータ分割方法、テキストデータ分割プログラム及び翻訳装置」など15件、5位の東京大学は「感情の判別方法、感情判別装置、雰囲気情報通信端末」など14件をそれぞれ出願している。

 

astavision「音声認識・音声合成・ボーカロイド」市場ページでは、この市場に参入している企業、2025年のグローバル市場規模、この市場で活躍できる職種などを紹介している。

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