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GoPro・DJI・アストロデザインのイノベーターたちが注目する市場・企業・人物とは?~InterBEE 2015 レポート~

text by : 編集部
photo   : 編集部

InterBEEメイン

11月18日から20日までの3日間、幕張メッセで開催された「InterBEE 2015」

放送事業者、通信事業者、プロダクションなど国内外のメディア産業関係者が一堂に会するイベントだが、今年は4K・8Kなどの超高精細映像や音響・照明技術を駆使したライブエンターテインメント、アクションカメラなどが注目を集めた。

astavisionでは、その中でも新しいユーザー層を開拓しているアクションカメラやドローン、ニッチな用途だが高い技術が求められる深海無人探査機用の8Kカメラなど、映像撮影手法そのものを多様化させつつあるイノベーターたちが、どのような市場・企業・技術に注目しているのか、話を聞いてみた。


 

■アクションカメラ

SOO HUN LEEさん(GoPro  Marketing Training Specialist)

GoPro2

大手メーカーの財務担当だったLEEさんは、スポーツ好きが高じてGoPro本社のマーケティング担当に転身したという。

「もともとはスポーツアクションカメラという位置づけでしたが、これからはもっと幅広い方に使っていただき、ライフスタイルの一部にしていただけたらと思っています。用途を限定するのではなく、『GoProはGoPro』と言ってもらえるような存在にしたいですね」(LEEさん)

 

―あなたが注目している市場は?

先日発表されましたが、来年はGoProからドローンがリリースされますので、ドローン市場には注目しています。

 

―注目している企業は?

DJIやXiaomiなどの中国企業には注目しています。特にXiaomiの製品は中国や韓国でかなり売れていますが、なぜあれほど低価格に設定ができるのか興味があります。

 


 

■ドローン

中村明子さん(DJI クリエイティブ ディレクター)

DJI (2)

GoProが来年参入を発表したドローンの分野でも最大規模の企業であるDJI。各種イベント・展示会でDJIのブースを見かけることが増えてきたが、その一際目立つ特徴的なブースやムービーといったクリエイティブ全般を手がけているのが中村さんだ。

「DJIでは常にクリエイティブなことが求められます。グローバルチームからは日本に対して大きな期待とリスペクトが寄せられているので、それに答えるべく、次のステップに向けて頑張っています。多くの優秀な人材が揃う開発チームも含め、これからもDJIで一緒に新しいことにチャレンジするスタッフが増えると嬉しいです。」(中村さん)

 

―あなたが注目している市場は?

ドローンには、空撮はもちろん、スポーツでのトレーニング効果向上、橋の点検や土地の測量、農薬散布など様々な用途がありますので、幅広い分野に注目しています。しかし日本ではまだ「ドローン」という言葉が先行している状況で、どのように活用できるかといったことはあまり知られていません。もっと実態を正しくお伝えし、より多くの方に興味を持っていただけるように日々工夫を重ねています。


 

■深海無人探査機による8K撮影

栃本芳昭さん(アストロデザイン株式会社 事業支援部 部長)

アストロデザイン (2)

アストロデザインが開発したフルスペック8Kカメラヘッド「AH-4800」は、JAMSTEC(海洋研究開発機構)の深海生物追跡調査ロボット「PICASSO(ピカソ)」に搭載され、撮影に成功した。

 

―あなたが注目している市場は?

医療の分野です。手術の際に使う無影灯用のカメラや、内視鏡といった用途を考えています。

―注目している企業は?

シリコンバレーに米国法人がありますのでシリコンバレーの企業には注目していますし、実際にいくつかの企業とは協力体制を築いています。しかし動きが早いところなので、いつの間にか他の企業に買収されていたり…といったことが多々あるのが悩みの種ですね(笑)


 

astavisionでは今後「ロボット飛翔体・ドローン」「海洋資源開発・深海探査」などの成長市場コンテンツを順次公開予定。

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